オキナグサ(翁草) キンポウケ科


ヒメシャクナゲ(姫石楠花) つつじ科

○花期 7月上旬〜中旬 ○五竜アルプス山野草園
オキナグサは、メシベの毛が綿帽子のようになったとき、お年寄りの頭髪に似ているところから、「翁草」と名前が付いた。宮沢賢治もオキナグサを愛し、童話「おきなぐさ」を書いている。宮沢賢治の故郷では、オキナグサのことを「うずのしゅげ」と呼んでいた。「うず」は「おじいさん」、「しゅげ」は髭のこと。絶滅危惧種に指定されている。
ヒメシャクナゲは「葉がシャクナゲに似ている小さい木」という意味だそうですが、花はシャクナゲとはまったく似ていません。こんなに小さくてもいちおう「木」なんですよ。

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